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「楽天経済圏は改悪続きでもうオワコン」——そんな声をネットでよく見かけます。我が家は初めて楽天ポイントをもらったのが2011年、以来15年ほど楽天経済圏にどっぷり浸かってきた身として、この感覚には共感する部分が大きいです。
ただ、結論から言うと、我が家は楽天経済圏を「卒業」はしていません。改悪に疲れて、ポイント倍率を細かく計算するのをやめた、というのが正直なところです。この記事では、実際にどんな改悪があったのか、それでもサービスを使い続けている理由、逆に変わったこと(楽天市場を「絶対」だと思わなくなった)を正直に書きます。
結論:サービスは使い続けているが、ポイント計算はやめた
- 2011年の初獲得から15年、累計獲得ポイントは約95万ポイント(1ポイント=1円相当なので、単純計算で約95万円分)
- 楽天カード・楽天市場・楽天モバイル・楽天証券・楽天銀行・楽天ひかり・楽天ブックス・楽天ビューティ・楽天ペイ・楽天キャッシュの10サービスを継続利用中
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率は年々下がり、条件も厳しくなっている(後述)
- 8年使っている楽天プレミアムカードのプライオリティパスも2025年1月から改悪された
- 「もう倍率を細かく追いかけるのはやめよう」と割り切り、サービスはそのまま使い続けつつ、楽天市場だけはAmazon・ヨドバシ.comと価格比較するようになった
我が家が使っている楽天サービス一覧
まず前提として、我が家がどれだけ楽天に生活を寄せているかを書いておきます。
- 楽天カード(メインカード)
- 楽天市場
- 楽天モバイル(格安SIMへの乗り換え記事で書いた通り、通信費削減の主力)
- 楽天証券(NISA口座のメイン。詳しくは楽天・SBI・マネックス証券を3社使った正直な感想)
- 楽天銀行
- 楽天ひかり
- 楽天ブックス
- 楽天ビューティ
- 楽天ペイ
- 楽天キャッシュ
決済・通信・投資・生活のほぼすべてを楽天に寄せている、いわゆる「ヘビーユーザー」です。だからこそ、SPUの改悪の影響をダイレクトに受けてきました。
SPU改悪の実際:倍率は下がり、上限も下がり続けている
SPUは、対象サービスを使うほど楽天市場での買い物のポイント倍率が上がる仕組みです。ただ、この数年で条件は明確に厳しくなっています。
- 2023年1月:Amazon.co.jpでの楽天カード(Mastercard)利用分のポイントが5分の1に
- 2023年12月:楽天プレミアムカードのSPU倍率が+2倍→+0倍に。楽天銀行+楽天カードの倍率も最大+1倍→+0.5倍に低下。獲得上限ポイントも1,000〜15,000ptから500〜5,000ptへ大幅削減
- 楽天モバイル:倍率自体は+4倍に上がった一方、獲得上限ポイントはダイヤモンド会員で7,000pt→2,000pt、その他会員で6,000pt→2,000ptに削減
「倍率が上がった」という発表があっても、同時に上限ポイントが下がっていることが多く、トータルで見るとお得さは目減りしているというのが実感です。
プライオリティパスの改悪:8年使ったカードの付帯サービスも変わった
我が家は楽天プレミアムカードを約8年使っています。年会費11,000円で海外空港ラウンジが使い放題になる「プライオリティ・パス」が無料付帯される、という点が大きな魅力でした。
ただ、2025年1月1日から、この使い放題だった仕組みに制限がかかりました。 年間5回までは無料で利用できますが、6回目以降は利用のたびに35ドル(約5,000円)が請求される形に変わっています(上位グレードの楽天ブラックカード会員は引き続き無制限で無料)。
年会費は変わらず11,000円のままなので、同じ会費で受けられる恩恵が減ったというのが率直な感想です。それでも「プライオリティパスが無料付帯する最安クラスのカード」という位置づけ自体は今も変わっていないため、海外旅行の頻度によっては十分に元は取れる、というのも事実だと思います。
疲れて、ポイント計算をやめた
正直なところに戻ります。SPUの倍率が変わるたびに「今月は何倍だっけ」「この買い方だと損か得か」と計算するのに、単純に疲れました。
改悪のたびにニュースを追いかけ、条件を再計算し、最適な使い方を考え直す——このサイクル自体がストレスになっていることに気づいたのが、割り切ったきっかけです。
なので今は、
- サービス自体は今まで通り使い続ける(乗り換えのコスト・手間の方が大きいと判断)
- 倍率を最大化するための細かい行動修正はしない
- ポイントは「ついてきたらラッキー」くらいの位置づけに下げる
という運用にしています。ポイント目当てで生活を最適化するより、「使っていて便利だから使う」というシンプルな基準に戻したというのが実態に近いです。
変わったこと:楽天市場を「絶対」だと思わなくなった
もう一つ、明確に変わったことがあります。以前は「どうせ買うなら楽天市場で、SPU倍率を上げてから」という発想でしたが、今はAmazon・ヨドバシ.comなどとも価格を比較して、安い方で買うようになりました。
ポイント倍率を追いかけて「実質価格」を計算する手間を考えると、単純に表示価格が安い方を選ぶ方が早くて確実だと感じるようになったからです。ポイントの実質還元率を細かく計算しても、そもそも商品自体の価格差の方が大きいケースは珍しくありません。
楽天経済圏を使い続けてはいますが、「楽天市場が常に一番安い」という前提は捨てた、というのが今の立ち位置です。
それでも楽天証券だけは、ポイント抜きで強く推せる
ここまで「改悪に疲れた」という話ばかり書いてきましたが、10サービスの中で一つだけ、ポイント制度と関係なく今も強くおすすめできるものがあります。楽天証券です。
NISA口座のメインとして使っていますが、UIのシンプルさ・投信ラインナップの充実度・楽天銀行とのマネーブリッジ連携(証券口座残高不足時の自動入金、普通預金金利の優遇)は、SPU改悪とは無関係に純粋に使いやすいサービスだと感じています。3社を実際に使い比べた詳しい感想は楽天・SBI・マネックス証券を3社使った正直な感想にまとめています。
まとめ:楽天経済圏は「盲信」せず「道具」として使う
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率・上限は年々厳しくなっている(2023年以降、複数回の改悪を経験)
- 楽天プレミアムカードのプライオリティパスも2025年1月から年5回までの制限つきに変更
- それでも我が家はサービス自体をやめてはいない。乗り換えコストの方が大きいと判断したため
- 変わったのは「ポイント計算に振り回されるのをやめた」ことと、「楽天市場が常に一番安いとは思わなくなった」こと
- 楽天経済圏は便利な道具であって、盲信する対象ではない——というのが15年・累計95万ポイントを使ってきた今の結論です
よくある質問(FAQ)
Q1. 楽天経済圏は本当に改悪続きなのですか?
はい、事実として複数回の改悪がありました。2023年のSPU倍率・上限の引き下げ、2025年1月のプライオリティパスの利用制限(無制限→年5回まで)などが代表例です。ただし改悪の程度はサービスによって異なり、すべてが一律に悪くなっているわけではありません。
Q2. 改悪されても楽天経済圏を使い続けているのはなぜですか?
決済・通信・投資・生活のほとんどを楽天に寄せてしまっているため、乗り換えの手間とコストの方が大きいと判断したためです。ポイント倍率の最適化にこだわるのはやめましたが、サービスそのものの利便性は変わっていないので使い続けています。
Q3. 楽天プレミアムカードは解約すべきですか?
一概には言えません。プライオリティパスは年会費11,000円で無料付帯する最安クラスのカードという位置づけは変わっておらず、海外旅行の頻度が高い方は年5回の制限内でも十分に元が取れます。逆に海外旅行の頻度が低い方は、改悪をきっかけに見直す価値はあると思います。
Q4. 楽天市場で買い物する意味はなくなったのですか?
なくなってはいませんが、「常に楽天市場が一番安い」という前提は捨てた方がいいと思います。我が家はAmazon・ヨドバシ.comなどとも価格を比較し、単純に安い方で買うようにしています。
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参考情報源
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