三菱UFJの株価が3倍になった話【2023年12月に買った1銘柄・評価損益率200%超】

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三菱UFJの株価が3倍になった話【2023年12月に買った1銘柄・評価損益率200%超】
目次

2023年12月、新NISAが始まるタイミングで買った三菱UFJの株が、気づけば3倍になっていました。楽天証券のiSPEEDアプリを開いたら、評価損益率が200%を超えていて、正直ちょっと驚きました。

この記事では、実際の購入単価と現在の株価、なぜここまで上がったのか、そしてこれだけ含み益が乗っても売らない理由を、正直に書きます。同じ三菱UFJでも増配(配当)の実績をまとめた記事は別にあります。今回は配当ではなく株価そのものの話です。

結論:1,205.5円→3,647円、評価損益率200%超

先に数字を出します。

金額
購入日2023年12月28日
購入単価1,205.5円
現在値(2026年7月時点)3,647円
株価の倍率約3.03倍
評価損益率200%超

購入株数と購入総額はここでは伏せますが、1株あたりの単価で見ると3倍になっているのは事実です。証券口座は楽天証券、NISAの成長投資枠で購入しました。

なぜここまで上がったのか:金利上昇という追い風

三菱UFJに限らず、銀行株全体が金利上昇局面で上昇しています。理由は単純で、銀行は「貸出金利」と「預金金利」の差(利ざや)で稼ぐビジネスだからです。

日本銀行は2026年6月の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%程度まで引き上げました。貸出金利は着実に上昇する一方、預金金利の上昇は緩やかなので、この差が銀行の利益を押し上げます。銀行は既に巨額の貸出残高を持っているため、貸出金利がわずかに上がるだけでも利益への影響は大きくなります。

実際、三菱UFJの2026年3月期決算は当期純利益2兆4,272億円(前期比+30.3%)という大幅な増益でした。国内の中堅中小企業向け貸出の利ざやがじりじりと上昇していることが、業績に大きく貢献しています。

今後の金利見通し:上昇圧力はまだ続くと見ている

私自身、「日本の金利上昇圧力はまだあるはずだ」と考えていましたが、実際に調べてみると、複数の金融機関がそれを裏付ける見通しを出していました。

野村證券は、2026年12月・2027年6月に0.25%ずつの追加利上げがあり、最終的な政策金利(ターミナルレート)は1.50%になるというシナリオをメインシナリオとして示しています。他の金融系メディアの見通しでも、2026年後半にさらなる利上げがあり、最終的に1.5%〜2%程度に向かうという予想が多く見られました。

金利がさらに上がるなら、銀行株にとっては引き続き追い風になる可能性が高い、というのが今の私の理解です。ただし、これはあくまで複数機関の見通しであり、確定した未来ではありません。相場である以上、逆に振れるリスクも当然あります。

それでも売らない理由:NISA成長投資枠だから

評価損益率200%超という数字を見ると、「利益確定した方がいいのでは」と思う方もいるかもしれません。ただ、私はこの株を売る予定がありません。理由は2つあります。

理由①:NISA口座なので、利益に課税されない

この三菱UFJ株は、新NISAの成長投資枠で購入しています。NISA口座での売却益・配当には税金がかかりません(通常は約20%課税)。裏を返せば、保有し続けている限り、含み益に対して何かする必要も理由もないということです。売って現金化する具体的な使い道が今のところないので、持ち続ける以外の選択肢を考えていません。

理由②:そもそも「株価が上がったから売る」という発想を持っていない

高配当株の増配記事でも書きましたが、私はこの銘柄を配当が育つことを見込んで長期保有する前提で買っています。株価が上がったこと自体は嬉しいですが、それだけを理由に売買のタイミングを計るつもりはありません。暴落時に買い増しした記録含み益が消えた日に何もしなかった話でも触れている通り、私の投資方針は基本的に「淡々と持ち続ける」で一貫しています。上がっても下がっても、方針を変える理由がなければ動きません。

理由③:売って買い直すと、NISA枠を余計に消費してしまう

NISAの生涯投資枠は1,800万円が上限です。全部埋め切れるかどうかは別として、株価が低いタイミングで買っておくほど、同じ株数を少ないNISA枠で確保できることになります。三菱UFJの場合、1,205.5円で買った分は、その単価分だけ枠を使って済んでいます。

ここで仮に、今の含み益を確定させるために一度売却し、同じ金額をもう一度三菱UFJに投資し直したとします。売却した分の枠は翌年以降に復活しますが、買い直す価格は現在の3,647円です。同じ株数を確保しようとすると、以前よりずっと多くのNISA枠を消費することになります。逆に同じ枠で買える株数は大きく減ります。

つまり、含み益が乗っている状態で売って買い直すのは、税金がかからないメリットを享受できる一方で、限りあるNISA枠を余計に食いつぶす行為でもあるということです。使い道のない利益確定のために、この銘柄でわざわざ枠を圧迫する理由はありません。

使っている証券会社:楽天証券

この三菱UFJ株も含め、NISAのメイン口座は楽天証券を使っています。UIのシンプルさや楽天銀行との連携が使いやすく、投資を始めたときからずっとこの口座です。証券会社選びで悩んでいる方は、楽天・SBI・マネックス証券を3社使った正直な感想にまとめているので参考にしてください。

楽天証券の口座開設はこちら(公式サイト)

まとめ:上がっても下がっても、方針は変えない

  • 2023年12月に1,205.5円で買った三菱UFJ株が、2026年7月時点で3,647円(約3倍・評価損益率200%超)に
  • 金利上昇による銀行の利ざや拡大が追い風。2026年3月期決算は純利益+30.3%
  • 金利上昇圧力は今後も続く見通し(野村證券のメインシナリオでは2027年6月までに政策金利1.50%)
  • NISA成長投資枠での購入のため、含み益に課税されない。売る具体的な理由がないので保有継続
  • 株価が上がったこと自体を売買のトリガーにしない、という一貫した方針
  • 売って買い直すと、生涯投資枠1,800万円をより多く消費してしまう。安く買えた分の枠のメリットを自分で手放すことになる

含み益は嬉しいものですが、「上がったから売る」も「下がったから売る」も、どちらも相場の値動きに振り回される点では同じだと思っています。買った理由が変わらない限り、持ち続けるつもりです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 三菱UFJの株はいつ、いくらで買いましたか?

2023年12月28日、新NISAが始まるタイミングで1株1,205.5円で購入しました。買い増しはしておらず、このときの購入分のみです。

Q2. なぜ三菱UFJの株価はここまで上がったのですか?

金利上昇による銀行の利ざや拡大が主な要因です。貸出金利が上昇する一方で預金金利の上昇は緩やかなため、銀行の利益が押し上げられています。三菱UFJの2026年3月期決算は純利益が前期比+30.3%と大幅な増益でした。

Q3. 評価損益率200%超でも売らないのはなぜですか?

NISA成長投資枠で購入しているため、保有を続けている限り含み益への課税はありません。また、株価上昇そのものを売買のタイミングにする発想を持っていないため、方針を変える具体的な理由がなければ持ち続けます。さらに、NISAの生涯投資枠1,800万円は今の株価で買い直すとより多く消費してしまうため、安く買えた分の枠のメリットを自分で手放したくないという理由もあります。

Q4. 今後もさらに株価が上がると思いますか?

複数の金融機関が2026年後半以降も日銀の追加利上げを見込んでおり、その場合は銀行株にとって追い風が続く可能性があります。ただしあくまで見通しであり、相場が逆に振れるリスクも当然あります。

Q5. 三菱UFJの配当についてはどうですか?

配当(増配)の実績については別記事の高配当株の本当の強さは「増配」だったにまとめています。購入時の配当利回り3.4%が、2年半の増配でYOC(買値ベース利回り)7.1%まで育っています。


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