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投資初心者
- 11 Jun, 2026
NISAの始め方を入門者向けに解説【口座開設から最初の積立設定まで4ステップ】
「NISAがお得らしいのはわかった。で、何から始めればいいの?」 数年前の私が、まさにこの状態でした。ニュースでも職場でも「NISA」という言葉は聞く。やったほうがいいんだろうなとは思う。でも、証券口座?つみたて投資枠?何それ——と、調べるたびに知らない言葉が出てきて、結局何ヶ月も放置していました。 当時の私は、毎月数万円を貯蓄型保険に払い込んでいました。その後FP3級を取り、保険の中身を自分で計算できるようになって、貯蓄型保険3社をすべて解約してNISAに移行。いまは夫婦でNISAをフル活用しています。 この記事では、「これからNISAを始める人」が口座開設から最初の積立設定までたどり着くための手順を、4ステップで具体的に解説します。専門用語は最小限に、つまずきやすいポイントは私の実体験ベースで書きます。 「本当に増えるの?」という疑問には、**私自身の旧つみたてNISAの運用実績(積立元本102.5万円 → 評価額228.6万円)**を、楽天証券のスクリーンショット付きで先にお見せします。 NISAとは:運用益が非課税になる制度 NISAは、ひとことで言うと**「投資の利益に税金がかからなくなる口座」**です。 通常、投資で得た利益(値上がり益や配当金)には約20%の税金がかかります。たとえば100万円の利益が出ても、手元に残るのは約80万円。NISA口座ならこの税金がゼロになり、100万円がまるごと手元に残ります。 2024年に制度が大幅に拡充された「新NISA」の要点がこちらです。項目 内容対象 18歳以上つみたて投資枠 年間120万円(長期積立向けの投資信託)成長投資枠 年間240万円(投資信託に加え個別株・ETFも可)年間投資枠の合計 最大360万円生涯の非課税保有限度額 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)非課税期間 無期限売却した場合 売却分の枠が翌年復活する枠の名前が2つ出てきましたが、初心者のうちは難しく考える必要はありません。「つみたて投資枠で、毎月コツコツ投資信託を積み立てる」——これだけでNISAの恩恵は十分に受けられます。 私の実績:旧つみたてNISAの102.5万円が228.6万円になった 制度の説明だけでは実感が湧かないと思うので、私自身の運用実績を先にお見せします。 私は2024年の新NISA開始より前の旧つみたてNISA(年間40万円が上限だった旧制度)で、2021年4月から2023年12月まで積立をしていました。買っていたのはeMAXIS Slimの2本です。 楽天証券の「投信あしあと」画面のスクリーンショットがこちら(2026年6月時点)。数字をまとめるとこうなります。項目 S&P500 オルカン 合計累計積立額 545,000円 480,000円 1,025,000円評価額 1,222,509円 1,064,247円 2,286,756円評価損益 +677,509円(+124.31%) +584,247円(+121.71%) +1,261,756円(約+123%)積み立てたのは2年9ヶ月間で、合計102.5万円。月の積立額は当初2.5万円から始めて途中で増額し、2022年・2023年は年40万円の枠を満額使いました。 そして注目してほしいのは、2023年12月を最後に、1円も追加投資していないことです。2024年からは新NISA口座での積立に切り替えたため、旧つみたてNISA分はただ放置しているだけ。それでも約5年間の運用で元本の2.2倍以上に育ちました。 利益の約126万円に通常かかるはずの税金(20.315%)は約25.6万円。NISAだからこれがゼロです。年40万円という小さな枠だった旧制度ですらこの結果——新NISAの枠はこの9倍(年360万円)あります。 もちろんこれは相場が好調だった期間の結果であり、常にこのペースで増えるわけではありません。それでも「コツコツ積み立てて放置する」だけで何が起こりうるかの、リアルな実例にはなると思います。 NISAを始めるべき3つの理由 「やったほうがいいのは聞いてるけど、踏み切れない」という人に向けて、私が考える理由を3つだけ挙げます。 理由1:銀行預金だけではお金の価値が目減りする 大手銀行の普通預金金利は年0.2%前後。100万円を1年預けても利息は2,000円程度です。 一方で、物価は上がり続けています。お米も外食も保険料も、数年前より明らかに高い。預金の数字は減らなくても、買えるものが減っていく——これがインフレの怖さです。長期の資産形成では、物価上昇に負けない成長が期待できる株式インデックスへの投資が、現実的な対抗手段になります。 理由2:非課税の効果は、金額が育つほど大きくなる 仮に毎月3万円を年利5%で20年積み立てると、元本720万円に対して評価額は約1,230万円。利益は約510万円です。 課税口座ならこの利益に約20%、つまり約100万円の税金がかかります。NISAならゼロ。同じ商品を同じ期間積み立てても、口座が違うだけで100万円の差がつきます。 これは仮定の計算ではありません。先ほどの私の実績でも、利益約126万円に対する約25.6万円の税金が、NISAだからゼロになっています。 理由3:少額から始められて、いつでも引き出せる NISAは月100円や1,000円からでも始められます。そして、iDeCoと違っていつでも売却して現金化できます。 「資金が拘束されるのが怖い」という理由で迷っているなら、その心配はNISAには当てはまりません。やめたくなったら、いつでもやめられます。 NISAの始め方:4ステップ ここからが本題です。実際の手順を順番に説明します。 ステップ1:証券会社を選ぶ(ネット証券一択) NISA口座は銀行でも開設できますが、ネット証券を強くおすすめします。理由は、銀行の窓口では取扱商品が少なく、手数料の高い商品をすすめられるリスクもあるからです。 そして重要な注意点がひとつ。NISA口座は1人1口座しか持てません。複数の証券会社に口座を作っても、NISAが使えるのは1社だけ。だからこそ、最初に長く付き合える証券会社を選ぶのが大事です。 私は楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3社すべてを実際に使った結果、投資初心者には楽天証券をすすめています。管理画面が圧倒的に見やすく、楽天ポイントも貯まるからです。3社の正直な比較はこちらの記事に書きました。 各社の口座開設ページはこちらです。楽天証券(公式サイト):初心者に一番おすすめ。楽天経済圏ユーザーならなおさら SBI証券(公式サイト):取扱銘柄数が業界最多。三井住友カード積立でVポイント マネックス証券(公式サイト):米国株に強い。クレカ積立のポイント還元率が高いステップ2:口座開設を申し込む(NISA口座も同時に) 証券会社を決めたら、公式サイトから口座開設を申し込みます。所要時間はスマホで10〜15分程度です。 用意するものは2つだけ。マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証) 銀行口座(入金用)申込画面で迷いやすいポイントを2つ補足します。「NISA口座を開設する」に必ずチェックを入れる。総合口座だけ開いてNISA口座を忘れるのが、初心者の定番のつまずきです 口座種別は**「特定口座(源泉徴収あり)」**を選ぶ。NISA枠を超えて投資した場合の税金を証券会社が処理してくれる設定で、確定申告が不要になります申し込み後、税務署の審査(NISA口座は1人1口座のため)を経て、1〜2週間程度で開設完了の連絡が来ます。 ステップ3:積立設定をする(クレカ積立がおすすめ) 口座が開設できたら、毎月の積立を設定します。 ここでのおすすめはクレジットカード積立です。楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードで投信を積み立てられて、積立額に応じてポイントが付きます。引き落とし忘れの心配もなく、完全に自動で積立が続く仕組みになります。 そして金額です。ここで私から、初心者に一番伝えたいことを書きます。 最初から大金を入れないでください。少額の積立から始めて、まず値動きに慣れることが先決です。 「枠が年360万円あるなら、貯金からまとめて入れたほうが得では?」と考えたくなります。理屈の上ではそういう計算も成り立ちます。でも、投資を始めたばかりの人にとっての最大のリスクは、相場の下落ではなく値動きに心が耐えられず、下がったところで怖くなって売ってしまうことです。 月1万円の積立なら、評価額が10%下がっても数千円のマイナス。「こういうものか」と冷静に観察できます。これが貯金からまとめて入れた数百万円だったら——10%の下落は数十万円です。投資に慣れていない状態でこの数字を見て、平常心でいられる人は多くありません。 少額で始めて、上がるのも下がるのも一通り経験する。自分が値動きに動じなくなってから金額を増やせばいいのです。非課税枠は逃げません。重要なのは金額の大きさよりも、途中でやめずに続けられることです。 ひとつだけ前提条件があります。生活費の3〜6ヶ月分の現金(生活防衛資金)は投資に回さず、預金で確保しておくこと。急な出費のたびに投資信託を売却していては、長期投資になりません。 ステップ4:商品を選ぶ(最初は低コストのインデックスファンド1本) 最後に「何を買うか」です。初心者が最初に選ぶべきは、低コストのインデックスファンド1本。具体的には次のどちらかが定番です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):通称オルカン。全世界の株式にまるごと分散投資 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の主要500社に投資どちらも信託報酬(保有コスト)が業界最低水準で、つみたて投資枠の対象です。「全世界に分散したいならオルカン、米国経済の成長に賭けるならS&P500」という選び方で、どちらか1本で十分です。 ちなみに私のNISAは、インデックスファンドと高配当株を5:5で持つ構成です。この理由はポートフォリオ公開記事に書きましたが、これは投資に慣れてからの応用編。最初の1本はオルカンかS&P500で間違いありません。 初心者がつまずきやすい3つの不安への答え 最後に、私自身が始める前に感じていた不安と、いま思う答えを書きます。 不安1:「暴落したらどうしよう」 暴落は、長期投資を続けていれば必ず遭遇します。私も保有資産が大きく下がる局面を経験しました。 大事なのは、暴落時に売らないこと。むしろ積立を続けていれば、安い価格でたくさんの口数を買えるチャンスになります。実際、わが家の児童手当のS&P500積立は、下落局面でも自動積立を止めなかったことで、その後の回復局面でリターンが大きく伸びました。 不安2:「元本割れが怖い」 投資である以上、元本割れの可能性はゼロにはなりません。ただし、全世界株式や米国株式のインデックスは、15年以上の保有でプラスに着地してきたという過去データがあります。 だからこそ「使う予定のないお金で」「長期で」が鉄則です。逆に言うと、数年以内に使う予定のあるお金(住宅の頭金など)は投資に回すべきではありません。 不安3:「今は高値だから、下がってから始めたい」 これは私も思っていました。でも、ベストなタイミングは誰にもわかりません。プロでも当てられません。 毎月定額を積み立てる方式(ドルコスト平均法)なら、高いときには少なく、安いときには多く買うことになり、タイミングを当てる必要そのものがなくなります。「下がってから」と待っているあいだの非課税期間と複利の時間こそが、一番もったいないコストです。 まとめ:NISAの最初の一歩は「口座開設の申し込み」だけ この記事の要点を整理します。NISAは運用益約20%の税金がゼロになる制度:年間最大360万円・生涯1,800万円・非課税は無期限 私の旧つみたてNISA実績は元本102.5万円 → 評価額228.6万円(+123%):積立停止後の放置期間も複利が働き続けた 始め方は4ステップ:ネット証券を選ぶ → 口座開設(NISA口座を忘れずに)→ クレカ積立を設定 → 低コストインデックスファンドを1本選ぶ 最初から大金を入れず、少額の積立で値動きに慣れる:動じなくなってから増額すればいい。非課税枠は逃げない 生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)は現金で確保してから始める 暴落・高値の心配は、長期×積立がそのまま答えになる振り返って思うのは、一番大変だったのは投資の勉強ではなく、「口座開設を申し込む」という最初の一歩だったということです。申し込みさえしてしまえば、あとは流れに乗って進みます。 何ヶ月も「いつかやろう」のまま貯蓄型保険にお金を入れ続けていた私のようにならないために——この週末の15分で、最初の一歩を踏み出してみてください。 よくある質問(FAQ) Q1. NISA口座は銀行と証券会社、どちらで開くべきですか? 証券会社(特にネット証券)をおすすめします。銀行は取扱商品が少なく、eMAXIS Slimシリーズのような低コストファンドを扱っていない場合があります。また、NISA口座は1人1口座のため、後から証券会社に変えたくなると金融機関変更の手続きが必要になり手間がかかります。 Q2. 毎月いくらから始めるべきですか? 無理のない金額で大丈夫です。月100円や1,000円から設定できます。むしろ最初から大金を入れるのはおすすめしません。少額の積立で値動きに慣れ、評価額の上下に動じなくなってから増額するほうが、結果的に長く続けられます。ただし生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)の確保が先です。 Q3. 積み立てたお金は途中で引き出せますか? 引き出せます。NISAはiDeCoと違って資金拘束がなく、いつでも売却して現金化できます。しかも売却した分の非課税枠は翌年に復活するため、ライフイベントでお金が必要になっても柔軟に対応できます。 Q4. つみたて投資枠と成長投資枠、どちらを使えばいいですか? 初心者はつみたて投資枠だけで十分です。年間120万円(月10万円)まで積み立てられるので、ほとんどの人はこの枠内に収まります。成長投資枠は個別株や高配当株など、投資に慣れてから検討すれば大丈夫です。 Q5. NISAとiDeCo、どちらを先に始めるべきですか? 一般論として、流動性を重視するならNISAが先です。iDeCoは掛金が所得控除になる強力な節税メリットがある一方、原則60歳まで引き出せません。教育費や住宅費などのライフイベントが控えている世代は、まずNISAで「いつでも使える非課税資産」を作るのが安全です。 Q6. 子ども用のNISAはありますか? 現行NISAは18歳以上が対象ですが、2027年1月から未成年向けの「こどもNISA」が始まる予定です(年間60万円・上限600万円・非課税無期限)。制度の詳細とわが家の活用戦略はこどもNISAの解説記事にまとめています。免責事項:本記事は筆者個人の体験談・考え方を共有するものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。制度内容は執筆時点の情報です。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
- 08 Jun, 2026
楽天・SBI・マネックス証券を3社使った正直な感想【投資初心者には楽天証券一択の理由】
証券口座、どこで開けばいいのか——正直、最初は私もよくわかりませんでした。 「楽天証券がいい」「いや、SBIのほうが機能が豊富」「マネックスは分析ツールが優秀」……ネットには意見が溢れていて、どれが自分に合うのか判断できない。 私は結局、楽天証券・マネックス証券・SBI証券の3社すべてに口座を開設しました。それぞれの開設理由は異なりますが、3社を実際に使い続けてわかったことがあります。投資初心者にはほぼ間違いなく楽天証券が最適解です。 この記事では、実際に3社を使ってきた体験をもとに、各社の正直な感想とおすすめの選び方をお伝えします。まず大前提:銀行ではなくネット証券を選ぶべき理由 「NISAを始めたい」と思ったとき、地銀や大手メガバンクで口座を開こうとする人がいます。身近だし、信頼できる気がするから。 でも、これは大きな落とし穴です。 銀行でもNISAで投資信託を購入することはできます。しかし、銀行で売られている投資信託の手数料(信託報酬)は、ネット証券と比べて圧倒的に高いのです。 手数料の差が30年で571万円になる計算 ネット証券で人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は年率約0.06%。 一方、銀行窓口で販売される一般的な投資信託の信託報酬は1.5%前後が多いです。 「たった1.5%の差でしょ?」と思うかもしれません。でも複利運用すると、この差が膨らみます。条件 月3万円積立・年利5%想定・30年間ネット証券(実質4.94%) 約2,489万円銀行(実質3.5%) 約1,918万円差額 約571万円元本は同じ1,080万円。それなのに、手数料の違いだけで571万円もの差が生まれます。これが長期投資における「コスト」の恐ろしさです。 ネット証券を選ぶことは、長期投資において最初の、そして最も重要な意思決定です。私が3社を開設した経緯 開設した順番は、楽天証券 → マネックス証券 → SBI証券です。 それぞれのきっかけはこうです。開設順 証券会社 きっかけ1社目 楽天証券 旧NISA口座の開設のため2社目 マネックス証券 「銘柄分析ツールが優秀」と聞いて3社目 SBI証券 ライザップ株を購入したかったため(チョコザップの株主優待目当て)最初から3社を比較して選んだわけではなく、それぞれ別の理由で開設したのが正直なところです。 現在の使い分けはシンプルで、メインは楽天証券、SBI証券は楽天で買えない銘柄のみ、マネックスはほぼ使っていません。3社を使って気づいた、正直な感想 楽天証券:初心者に最もおすすめできる 良かった点 なんといってもUIのわかりやすさが群を抜いています。スマホアプリを開いた瞬間から、何をどこで操作すればいいかが直感的にわかる。パソコンが苦手な方でも迷いにくい設計です。 楽天経済圏を活用している人にとってはさらに相性が良く、楽天ポイントで投資信託を購入することもできます。日々の買い物で貯まったポイントを運用に回せるのは、地味ながら確実なメリットです。 楽天銀行との連携も優秀。「マネーブリッジ」という機能を設定しておくと、証券口座の残高が不足したとき、楽天銀行から自動的に入金してくれます。うっかり残高不足で購入できなかった、という事態を防げます。 配当金の管理については「iGrow(アイグロー)」というアプリが使いやすく、その年に受け取り予定の配当金の合計額も確認できます。「年間でいくらもらえるのか」が見えると、長期投資のモチベーションが上がります。 気になった点 特段見当たりません。強いて言えば、証券会社としての機能の豊富さではSBI証券に劣る部分もありますが、初心者にとっては「シンプルで使いやすい」ほうが正義です。SBI証券:楽天で買えない銘柄のために持つ 良かった点 楽天証券で取り扱っていない銘柄を購入できることが、私にとって最大の理由です。私の場合はライザップ(チョコザップの親会社)の株式が目当てでした。 住信SBIネット銀行との連携が可能な点も便利です。SBIグループ内でお金を動かすシームレスな体験は、楽天グループと同様の強みです。 配当金の管理には「SBI証券+」というアプリが使えます。ただし確認できるのは受け取り済みの配当金のみで、今後の受け取り予定は表示されません。この点は楽天証券(iGrow)のほうが優れていると感じます。 気になった点 UIが使いづらい——これが最大の不満です。メインで使いたいとは思えないほどで、私にとってはサブ口座として使う理由が「楽天で買えない銘柄のため」だけになっています。マネックス証券:特にメリットを感じられなかった マネックス証券は「銘柄分析ツールが優秀」という評判を聞いて開設しました。実際、分析ツールの質は高いようです。 ただ、個人的にはほぼ使っていません。楽天証券で大半の投資ニーズが満たせてしまうこと、分析ツールを活用するほどアクティブに個別株を研究しているわけでもないことが理由です。 個別株の銘柄分析に深くコミットしたいアクティブ投資家には向いているかもしれませんが、NISAで積立投資をしたい初心者には、優先度は低いと思います。3社の比較まとめ項目 楽天証券 SBI証券 マネックス証券UIの使いやすさ ◎ △ 〇楽天経済圏との相性 ◎ — —ポイント投資 ◎(楽天ポイント) 〇(Tポイント等) 〇(マネックスポイント)銀行連携 ◎(楽天銀行) 〇(住信SBI) △配当金の見える化 ◎(受取予定も表示) 〇(受取済みのみ) 〇銘柄の取扱数 〇 ◎ 〇分析ツール 〇 〇 ◎初心者おすすめ度 ◎ 〇 △初心者へのおすすめ:まず楽天証券1択 投資を始めるなら、最初の1社は楽天証券をおすすめします。 理由は明確です。UIが圧倒的にわかりやすく、楽天銀行・楽天カードとの連携で使い勝手が良いから。難しいことを考えなくていい。アプリを開けば状況が把握できる。これが初心者にとって最も重要な条件です。 特にこんな方に楽天証券は向いています。スマホ操作はできるが、金融系のUIが難しいと感じる方 楽天市場・楽天カード・楽天銀行をすでに使っている方 NISAでeMAXIS Slim系のインデックス投資信託を積み立てたい方楽天銀行も同時に開設しておくと、マネーブリッジの自動入金機能で「証券口座の残高不足」を気にしなくて済みます。 SBI証券を追加で開設するタイミングは、楽天証券で取り扱いのない銘柄(個別株)を購入したくなったときで十分です。最初から2社開設する必要はありません。 マネックス証券は、個別株の分析を本格的に始めたいと思ったときに検討してみてください。NISA口座についての重要な注意点 NISA口座は、1人1口座しか持てません。楽天証券でNISA口座を開設したら、SBI証券ではNISA口座を開けない、ということです。 「やっぱり別の証券会社に移したい」と思ったとき、NISA口座の移管は可能です。ただし手続きが複雑で、移管できるのは翌年以降になるなどのルールがあります。できれば最初から「ここで長く使う」と決めた証券会社でNISA口座を開くのが理想です。 証券口座(一般口座・特定口座)は複数社で持てますが、NISA口座だけは1社に絞る必要があります。この点だけは開設前に必ず把握しておいてください。まとめ:証券口座選びは最初の1社が9割 長々と書いてきましたが、結論はシンプルです。投資初心者の1社目は楽天証券 楽天銀行も一緒に開設すると便利 楽天経済圏にいるなら楽天証券一択 SBI証券は「楽天で買えない銘柄」のためのサブ口座 マネックス証券は本格的な銘柄分析をしたい人向け NISA口座は1人1口座のみ(移管は可能だが手間がかかる)そして何より——ネット証券を選ぶこと自体が、長期投資で最も重要な意思決定のひとつです。銀行窓口で投資信託を買うのと比べて、30年後に500万円以上の差が生まれることを忘れないでください。 まだ証券口座を持っていないなら、今日始めるのが一番早い。よくある質問 Q. 証券口座は複数持っても問題ない? A. はい、一般口座・特定口座は複数の証券会社で開設できます。ただしNISA口座は1人1口座のみです。 Q. 楽天証券のNISA口座で買えるeMAXIS Slimシリーズは何がある? A. 全世界株式(オール・カントリー)・米国株式(S&P500)・先進国株式など主要なラインナップは揃っています。 Q. 楽天銀行と楽天証券を連携するメリットは? A. マネーブリッジ機能により、証券口座残高不足時に楽天銀行から自動入金されます。また楽天銀行の普通預金金利が年0.1%に優遇されます(2026年6月時点)。 Q. マネックス証券はどんな人に向いている? A. 個別株の銘柄研究を深くやりたい方。銘柄スカウターなどの分析ツールが充実しています。NISAで積立投資メインの初心者には優先度は低いです。 Q. SBI証券のUIはどのくらい使いにくい? A. 機能が多すぎてメニューが複雑な印象です。慣れれば問題ないレベルですが、楽天証券のシンプルさに慣れると差を感じます。 Q. 楽天証券でポイント投資はどうやる? A. 楽天カードのクレジットカード積立設定や、保有楽天ポイントを投資信託の購入に充てることができます。毎月の設定画面から簡単に設定可能です。関連記事 口座を開いたあとの「何をどう買うか」は、こちらの記事が参考になります。NISAの始め方を入門者向けに解説【口座開設から最初の積立設定まで4ステップ】 新NISAでインデックス投資と高配当株を5:5で持つ理由 貯蓄型保険3社を解約してNISAに全額移した話 児童手当を全額S&P500に投資した実録 こどもNISAが2027年1月に始まる【制度の要点と、わが家の移行戦略】
- 05 Jun, 2026
お金の勉強で読んでよかった本5冊ランキング【FP3級保有者の家計改善実体験】
「お金の勉強、何から始めればいい?」 転職と並行して家計の見直しを始めたタイミングで、私自身もこの問いに何度も立ち止まりました。正解が1つに決まらないからこそ、信頼できる本を何冊か読んで判断軸を作るのが、結果的に一番遠回りに見えて近道だったと感じています。 この記事では、FP3級を取得した私が、お金の勉強で実際に読んでよかった本5冊をランキング形式で紹介します。 具体的には、1位:両学長『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』 2位:山崎元『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 3位:山崎元『がんになってわかった お金と人生の本質』 4位:チャールズ・エリス『敗者のゲーム』 5位:本多静六『私の財産告白』の5冊です。 我が家は実際にこれらの本を読んだ結果、貯蓄型保険3社を全解約してNISAに移した、がん保険・医療保険を解約した、学資保険を選ばず児童手当を全額S&P500に投資するといった具体的なアクションに踏み切ることができました。 ランキングと一緒に、それぞれの本を読んで実際の家計がどう変わったかも書いていきます。第1位:両学長『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ]","b":"","t":"","d":"https://thumbnail.image.rakuten.co.jp","c_p":"/@0_mall/book/cabinet/3780","p":["/9784023323780_1_5.jpg","/9784023323780_2_4.jpg","/9784023323780_3_3.jpg"],"u":{"u":"https://books.rakuten.co.jp/rb/18041936/","t":"custom_2","r_v":""},"v":"2.1","b_l":[{"id":2,"u_tx":"楽天ブックスで見る","u_bc":"#87c209","u_url":"https://books.rakuten.co.jp/rb/18041936/","a_id":5617078,"p_id":56,"pl_id":42899,"pc_id":56,"s_n":"custom_2","u_so":1}],"eid":"5jXif","s":"s"});リンクジャンル:マネーリテラシー全般入門 「お金の勉強を1冊だけ選ぶなら?」と聞かれたら、迷わずこの本を推します。 全ページフルカラー・図解中心の圧倒的な読みやすさ この本の最大の特徴は、全ページがフルカラーで、ほぼすべてのページにイラストや図解が入っていることです。お金の本というと、文字びっしりで難しい印象を持つ方も多いと思いますが、この本に関してはその不安は不要です。 私自身、お金の本を読むのが苦手だった時期に、この本を最初に手に取ったことで「お金の本でもこんなに読みやすいものがあるのか」と驚いた記憶があります。読書習慣がない人でも2〜3時間で読み切れる作りになっています。 第1版と改訂版の違い 『お金の大学』には2つのバージョンがあり、内容が一部異なります。これから買う方は混同しがちなので整理しておきます。版 発売日 タイトル 定価(税込)第1版 2020年6月 『本当の自由を手に入れる お金の大学』 1,540円改訂版 2024年11月20日 『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』 1,650円第1版は2020年6月に発売され、お金の入門書としては日本で最も読まれている本の1つとなりました。改訂版発売前の時点で累計142万部突破という超ロングセラーです。 その後、2024年スタートの新NISA制度に合わせて、2024年11月20日に改訂版が発売されました。改訂版では主に「増やす力」の章を中心に新NISAへの対応が加筆され、第1版から52ページが加筆されています。最新の社会保険・税金・投資環境にも対応した内容です。 改訂版は**「2025年上半期ビジネス書ランキング1位」(日販調べ)**を獲得しています。 これから1冊買うなら、改訂版を強くおすすめします(新NISAに対応している分、現代の家計判断にすぐ使えるため)。 価格がとにかく安い 改訂版でも定価1,650円・税込。フルカラーで300ページ超のビジネス書としては破格の安さです。通常、この内容ボリュームだと2,000〜2,500円が相場です。 「お金の勉強の本にいくらまで出すか迷う」「投資の本ってちょっと胡散臭くて気が引ける」というハードルを、まず価格で取り払ってくれる1冊になっています。 発行部数:累計200万部突破のベストセラー 第1版と改訂版を合わせた累計発行部数は200万部を突破しており、お金の入門書としては日本で最も読まれている本の1つです。 内容:5つの力でお金の全体像を学ぶ 本書の骨格は、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つの力でお金を整理する枠組みです。力 内容貯める力 固定費削減(保険・通信費・家賃・電気・税金)稼ぐ力 給与所得+副業の組み立て方増やす力 NISA・iDeCo・投資信託・株式の基礎守る力 詐欺・税金・浪費から資産を守る使う力 価値ある体験や時間を買う考え方この5つの力で、家計の現状を整理して、何から手をつければよいかが一発でわかる構造になっています。 この本を読んで我が家がやったこと 私はこの本を読んだことで、家計の「守る力」「貯める力」「増やす力」の不足を強く自覚しました。 具体的には、投資用ワンルームマンションを売却(別記事で詳述予定) 貯蓄型保険3社をすべて解約してNISAに移行(詳細記事はこちら) がん保険・医療保険を解約(詳細記事はこちら) 日本の高配当株を個別で買い始めたといった、家計史に残るレベルの大きな決断ができたきっかけがこの本でした。 特に「日本の高配当株」については少し補足します。日本株には、米国株のSPYDやVYMに相当する優良な高配当インデックス投資信託が(記事執筆時点で)ほぼ存在しません。そこで、本書で学長が繰り返し強調している**「セクター分散・銘柄分散」の考え方を参考に、自分で日本の高配当株を複数銘柄組み合わせて運用**しています。インデックス投資(米国・全世界株式)一本では取れない「日本円ベースの配当キャッシュフロー」を補う位置づけです。なお、銘柄はリベシティ(後述)で配信されている高配当株銘柄を参考にしています。 リベシティもおすすめ:本書をさらに深掘りしたい方へ 両学長が運営するオンラインコミュニティ リベシティ も、本書と組み合わせるとさらに学びが深まります。 家計改善・副業・投資・節約・転職など、お金にまつわるテーマ別のチャットルームが用意されていて、同じ悩みを持つメンバー同士で情報交換できるのが大きな特長です。本だけだと「読んで終わり」になりがちですが、リベシティでは「他の人がどう実践しているか」が見えるので、行動に移しやすくなります。 (私は外部の回し者ではなく、実際に使っている1ユーザーとしての感想です) こんな人におすすめお金の勉強を何から始めればいいかわからない人 文字が多い本が苦手で、読書習慣がない人 家計の全体像をまず一覧で把握したい人 配偶者や家族にもお金の話を共有したい人(読みやすいので家族で回し読みしやすい)第2位:山崎元『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"【新NISA対応】超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ] ","b":"","t":"","d":"https://thumbnail.image.rakuten.co.jp","c_p":"/@0_mall/bunkyosha/cabinet","p":["/items/general/10672201/b_078_1_1.jpg","/biiino/award/b_078_f463954ed5.jpg","/items/general/10672201/b_078_1_2.jpg"],"u":{"u":"https://books.rakuten.co.jp/rb/17604755/","t":"custom_2","r_v":""},"v":"2.1","b_l":[{"id":2,"u_tx":"楽天ブックスで見る","u_bc":"#87c209","u_url":"https://books.rakuten.co.jp/rb/17604755/","a_id":5617078,"p_id":56,"pl_id":42899,"pc_id":56,"s_n":"custom_2","u_so":1}],"eid":"kwaOW","s":"s"});リンクジャンル:投資入門(インデックス投資) 著者の山崎元氏は、楽天証券経済研究所の客員研究員も務めた経済評論家で、金融商品の手数料の不透明さを長年指摘してきた人物です。 会話形式で「結論」がそのまま書かれている 本書は、著者の山崎元氏が、お金の知識ゼロの大橋弘祐氏に質問されながら答えていく対話形式で書かれています。 最大の特徴は、**「結論をそのまま書く」**スタイル。たとえば、「貯蓄型保険は入ってはいけません」 「投資はインデックスファンドの全世界株式 or 米国株式1本でいい」 「個別株は買ってはいけません」など、迷いがちな論点に対して明確な結論を提示してくれるので、読み終わったあとに何をすればよいかが具体的にわかります。 新NISA対応の最新版 2023年12月7日に新NISA対応の「超改訂版」が発売され、最新の制度に基づいた具体的な銘柄選定や口座開設の手順まで紹介されています。 シリーズ初版(2015年12月)から続くベストセラーで、「難しいことはわかりませんが」シリーズ累計60万部超のロングセラーです。長年にわたって読まれ続けてきた信頼性の高い1冊です。 この本を読んで我が家がやったこと 私はこの本を、貯蓄型保険を解約するかどうか迷っていた時期に読みました。「貯蓄型保険は入ってはいけない」とハッキリ書かれていたことが、最終的な解約の決断につながりました。 貯蓄型保険3社をすべて解約した話の決定打になった本でもあります。 こんな人におすすめ投資をやってみたいが、何を買えばいいか決められない人 保険のセールスや銀行員の提案に流されやすい人 「結論だけ早く知りたい」タイプの人第3位:山崎元『がんになってわかった お金と人生の本質』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"がんになってわかったお金と人生の本質 [ 山崎元 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「親ががんだったから、自分も保険に入っておかないと不安」という感情に流されている方には、特に読んでほしい1冊です。 こんな人におすすめがん保険に入っているが、本当に必要か迷っている人 親や親族ががんだった経験があり、漠然と保険に入っている人 「お金と人生の優先順位」について考え直したい人第4位:チャールズ・エリス『敗者のゲーム』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"敗者のゲーム[原著第8版] [ チャールズ・エリス 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我が家のメインの運用は、子ども名義の口座も含めてeMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 1本に集約しています(児童手当の運用記事で詳述)。「敗者のゲーム」の論を理解した上での1本集中であれば、相場が下がっても心が折れません。 こんな人におすすめインデックス投資を始めたばかりで、理論的な裏付けが欲しい人 個別株や仮想通貨に手を出そうか迷っている人 「なぜインデックス投資が正しいのか」を歴史と理論から知りたい人第5位:本多静六『私の財産告白』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"私の財産告白 (実業之日本社文庫) [ 本多 静六 ]","b":"","t":"","d":"https://thumbnail.image.rakuten.co.jp","c_p":"","p":["/@0_mall/book/cabinet/1227/9784408551227.jpg"],"u":{"u":"https://books.rakuten.co.jp/rb/12325761/","t":"custom_2","r_v":""},"v":"2.1","b_l":[{"id":2,"u_tx":"楽天ブックスで見る","u_bc":"#87c209","u_url":"https://books.rakuten.co.jp/rb/12325761/","a_id":5617078,"p_id":56,"pl_id":42899,"pc_id":56,"s_n":"custom_2","u_so":1}],"eid":"QOtxH","s":"s"});リンクジャンル:古典・自伝・資産形成哲学 著者の本多静六氏(1866〜1952)は、東京帝国大学(現・東京大学)農学部教授として日比谷公園の設計などに携わった、明治〜昭和初期の人物です。同時に、月給の4分の1天引き貯金と長期分散投資で巨額の資産を築き、晩年にそのほとんどを匿名で寄付したことでも知られています。 1950年の本なのに、内容が古びていない 初版は1950年(昭和25年)。今から70年以上前の本ですが、内容の本質は今も通用するどころか、現代のFIRE(早期退職)や4%ルールの議論にそのままつながります。 具体的には、**「収入の25%を強制的に貯金・投資に回す」**ルール **「長期で分散投資する」**思想 **「お金は人生の手段であって目的ではない」**という哲学など、いま読んでも色褪せない原則が並びます。 「お金の本」を超えて「人生の本」になる 本書は単なる資産形成のテクニック本ではなく、**「働くこと」「家族」「社会への還元」**まで含めた人生観の本でもあります。 「お金を貯めて何のために生きるのか」という、現代でも答えが見つかりにくい問いに、本多氏の人生そのものを通して回答が示されています。 この本を読んで気づいたこと 私はこの本を読んで、「お金は手段であって目的ではない」という当たり前のことを再確認できました。 NISAやS&P500の積立を続けていると、評価額の上下が気になって本来の目的を見失いがちですが、**「子どもの教育費・夫婦の老後資金・人生でやりたいこと」**という最終目的を意識し続けることの重要性を思い出させてくれます。 こんな人におすすめ投資テクニックではなく「人生観」としてのお金を学びたい人 古典に興味がある人(読み口は格調高く、文体に味わいがあります) 子育てしながらお金を貯めることの意味を見直したい人5冊の読む順番のおすすめ(ランキングと同じですが) 最後に、5冊を初心者向けの読みやすさ順にまとめると次のとおりです。順位 タイトル 読みやすさ おすすめ用途1位 両学長『お金の大学』 ★★★★★ 全体像把握・最初の1冊2位 山崎元『難しいことはわかりませんが…』 ★★★★★ 投資の結論をすぐ知りたい人3位 山崎元『がんになってわかった…』 ★★★★☆ 保険を見直すきっかけに4位 エリス『敗者のゲーム』 ★★★☆☆ インデックス投資の理論武装5位 本多静六『私の財産告白』 ★★★☆☆ 古典・人生観として最初の1冊は両学長の『お金の大学』、次に山崎元の入門書2冊、その後に『敗者のゲーム』と『私の財産告白』で理論と哲学を厚くする順番が、無理なく学べるルートです。まとめ:お金の勉強は「複数の信頼できる本」で軸を作るのが近道 今回紹介した5冊は、1冊で全部わかる本ではなく、複数読んで自分の軸を作るための土台です。本 学べること両学長『お金の大学』 家計の全体像山崎元『難しいことはわかりませんが…』 投資の具体的な結論山崎元『がんになってわかった…』 保険を見直す視点エリス『敗者のゲーム』 インデックス投資の理論本多静六『私の財産告白』 資産形成の哲学私自身、これら5冊を読んだことで、貯蓄型保険3社を全解約してNISAに移行 がん・医療保険をすべて解約 学資保険を選ばず児童手当を全額S&P500に投資 FP3級を取得といった、家計の構造そのものを変える大きな決断ができました。 「お金の勉強は何から始めればいい?」と迷っている方は、まずは1位の両学長『お金の大学』から手に取ってみてください。フルカラーで読みやすく、1,600円台というハードルの低さで、お金の全体像が一気に見えてきます。免責事項:本記事は筆者個人の読書体験・家計改善体験を共有するものであり、特定の投資手法や保険の解約を推奨するものではありません。投資・保険の判断は必ずご自身の責任で行ってください。